スケッチアップを使った谷止工の数量計算。

 私は谷止工の数量計算にスケッチアップ(フリーの3DCADソフト)を使っています。

大変強力で仕事に十分使えるソフトで重宝しています。

 

 左のような谷止工と間詰めコンクリートの立体図を設計図を見ながら作成します。

かなり使い込んだ私ですが、ここまで作るのに1時間弱かかります。

しかし、これが出来てしまえば各種の数量が簡単に拾えます。

 

  ・型枠の面積は面をクリックするだけで表示されますし、幾つかの面を選択すれば合計面積が瞬時に

     表示され、これをコピーエンドペーストでエクセルに貼り付けることが出来ます。

 

  ・体積は求めたいブロックを(面で囲まれた立体)をグループ化することでこれも瞬時に求めること

     が出来ます。水抜きパイプ部分など貫通した空間が有っても問題なく体積を求めることが可能です。

   (円は通常内接24角形として近似されているため径を割増して調整する必要があります。もちろん

       24角形を変更してそれ以上の多角形とすることも可能です)

 

  ・各部の寸法は図のように簡単に表示することが可能です。

 

  ・面にテクスチャを貼り付け合板型枠や木製残存型枠施工位置を明示することが出来ます。

 

  ・面倒な間詰めの形状・寸法も掘削勾配を決めて掘削面を配置することで簡単に決定することが出来ます。

   又、体積や型枠も簡単に求めることが可能です。

 

  ・リフトの割付けを行い、各ブロックの寸法や体積、水平打継面積・鉛直打継面積も正確に計算する

  ことが可能です。

 

 下の図は作成したモデルを複写して必要な部分を残し、寸法表示や体積面積計算を行うための立体図と

これを使って拾い出した数量を設計数量と対比した例です。

 

ただ弱点は数量計算過程が表示できないため、数量計算のチェックにしか使えないことです。

(私が知らないだけで、可能なのかもしれませんが、通常の数量計算方法ではないはずなのでまず無理でしょう。)

しかし設計図書の数量計算のチェックには絶大な威力を発揮します。