
使えるフリーソフト 3Dキャド「sketch Up」

以前はグーグルが無償で提供してくれていたスケッチアップ(SketchUp)という3DCADソフト。
現在は所有権が移り有償版も出ていますが、やはり無償で使うことも出来るCADソフトです。
図は数百点の地盤データ(XYZ)をエクセルから読み込んで立体化したモデルの中に設計構造物を所定の位置に持ち込んだ例です。
現場は200m以上谷間で表土が崩壊して、これを復旧する事になっていました。
災害復旧工事では設計図と現地に違いが有って、これを精査する必要がある場合が多く、このような場合に大変有効です。
ここでも土量の計算を始め、構造物の位置や向きと共に寸法の検討に大変役に立ち、施工を効率的に行うことが出来ました。
同様に谷止工の施工にも大変有効に使うことが出来ます。
谷止工の位置・寸法の検討
現況に構造物の位置や大きさが合うかどうかの検討が容易に行なえます。
又掘削土量の把握もキャドの機能を用いて大変簡単に行うことが出来ます。

断面図の取り出し
任意の位置、任意の方向に断面を切って取り出し 通常のCADソフトに書き出すことが出来ます。

打設ブロック毎の数量計算
リフト毎・ブロック毎の各部の寸法や打継面の面積(垂直・水平共)はもちろん打継部の凹凸を考慮した体積もキャドの機能で簡単に取り出すことが出来ます。

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