間伐エース協会では間伐エース工法に使用する各種資材の開発・改良・試験を行い、間伐材を活用した各種構造物を提案しています。
K型金具では取付けた木材とリップ溝型鋼(75×45×2.3)の間に60mmの離隔が有り、
木材が腐食はく落後も錆びた鋼材が表面に現れることは有りません。
又、金具のうち将来表面に現れた部分は折取れる構造になっています。
スリムネジφ3.8mm×50mm3本と貫入爪3枚で木材を固定します。
金具1枚当りの木材支持強度は1050Kgf。
使用可能な木材は D130mm L=2.0mを標準とし、角材や平割材も使用可能です。
K型金具が使えない最上段の木材固定用の金具。
スリムネジφ3.8mm×50mm 2本で木材を固定します。
リップ溝型鋼(75×45×2.3)を継ぎ足す場合に使用します。
ドリルビス4本を使いリップ溝型鋼相互を簡単に接続することが可能です。
太鼓落し材を使用する残存型枠で用いる金具です。
木材の支持強度は1400Kgf/枚で、スリムネジφ3.8mm×50mm4本で固定します。
対応するリップ溝型鋼は100×50×2.3or3.2mmです。
最上段にはA型金具に替えてAz型金具を用います。
3面挽き材を使用する残存型枠で用います。
この金具ではリップ溝型鋼と木材は接することになり、将来木材がはく落した場合鋼材が
表面に見えることになります。
現在この金具は特別な場合を除き用いられることはありません。
木材の支持強度はA型と同じく140Kgf/枚です。
間伐エース工法には間伐材を使用する魚礁用に開発したB型Bs型が有ります。
この他にもイカの写真のようにC型、D型などが有ります。